家族信託 手続き
- 事業承継を司法書士に依頼するメリット
法的手続きが複雑な事業承継でも、専門家の相談を受けながらであれば円滑に進めることができます。そして、承継が滞らないことによって、本来注力すべき会社経営自体への時間的圧迫を軽減させることにもつながります。■他士業との連携先ほどもご説明した通り、司法書士は、不動産の法律問題を専門とする法律家です。これに対して、弁護士...
- 民事信託のメリットとデメリット
例えば名義の集約機能がありますが、これによって不動産の処分を行う場合に改めて権利者全員分の同意を集めるといった手続きが必要なくなります。このように、機能を活かして円滑な財産の管理を行うことができるのも大きなメリットの一つです。一方で民事信託のデメリットですが、大きくデメリットと呼べるものは存在しません。しかし、相...
- 認知症対策としての家族信託
家族信託では、信託契約の内容によってこれらを解決することが可能です。契約を作成していく際に、受託者に財産の運用、処分できる旨を盛り込んでおくことでこうした行為が可能になります。従来裁判所の判断が必要な行為でも、これによって受託者の判断によって素早く実行できるようになったのです。一方で、身上監護権の様な成年後見制度...
- 紙の定款と電子定款
定款の電子認証は、紙での定款認証と異なる作業を行う必要があるため、利用する場合には事前に手続きの流れを確認しておきましょう。神保町法務司法書士事務所では、東京都を中心に、一都三県、関東近郊の地域で、法人化の費用、取締役会非設置会社、商業登記とは、といった会社設立に関する相談を承っております。お悩みの際には当事務所...
- 会社の概要を決める
事務手続きの都合上、年1期が一般的です。また決算期の検討は、繁忙期や税務上不利な時期を考慮要素にすると良いでしょう。■設立時の役員等と機関設計設立時の役員等と機関設計を策定します。取締役会や監査役会、監査委員等を設置するかによって、決定する役員等の人数や種類が異なるため、早期に確定しておくと良いでしょう。また役員...
- 株式会社と合同会社の違い
■設立手続きの違い・設立登記申請会社の設立には法務局で設立の登記を行う必要があります(会社法49条)。登記の申請には登録免許税がかかりますが、株式会社では15万円、合同会社では6万円が必要になります。・定款の認証株式会社は定款の認証をしなければなりませんが、合同会社の場合は定款認証が必要ありません。なお、定款認証...
- 法人化するメリット・デメリット
設立手続きの代行を司法書士や行政書士等に依頼すれば、その報酬費用も必要です。・会計や事務処理の負担増加法人の場合、会計処理は会社法に準じて処理するため、税務申告や会計処理が複雑化します。また、社会保険や労働保険の手続や、会社組織に関する手続等、事務処理負担が増加します。・交際費の経費算入法人の場合、交際費のうち飲...
- 会社設立の流れ
■会社設立手続きの流れ会社の設立は、設立の登記(会社法50条)を最終的な目標として、次のような手順を踏んでいきます。1.商号(会社名)や、本店所在地、目的、出資者(発起人及び設立時募集株式の引受人)、設立時役員、営業年度を決定します。商号が決まったら、会社の実印を作成します。2.発起人全員の印鑑証明書を準備します...
- 会社の設立・変更登記
設立の登記は、会社設立の手続きのなかで一番最後に行われる手続きになります。期間としては、発起人が定めた日若しくは会社法46条1項の調査が終了した日のいずれか遅い日から2週間以内に申請する必要があります(会社法911条1項)。登記すべき事項については、会社法911条3項に定められた事項のうち、現実に定められた事項に...
- 不動産の名義変更
不動産の名義変更とは、所有権移転登記を行って、登記上の所有者を変更する手続きのことです。■所有権移転原因所有権移転登記の原因として代表的なのが、売買(民法555条)や相続(同法896条他)ですが、他にも原因となるものが存在します。・一般的な所有権移転原因一般的な所有権移転原因としては、上記の売買・相続の他に、交換...
- 相続放棄
しかし相続放棄の手続きをした場合、 初めから相続人ではなかったものとみなされます。(民法第939条)そのため、相続放棄の手続きを行った場合相続人の一切の権利義務を承継することはありません。■相続放棄の手続き相続放棄を行うためには、相続が開始したことを知った時から3ヶ月以内に、相続放棄する旨を家庭裁判所に申述しなけ...
- 遺言書作成
という手続きに沿って作成される遺言書のことをいいます。公証人の立会いによって作成される遺言書ですから、偽造や変造のリスクが少ないです。さらに、遺言者は遺言内容を口述すれば足りるので、筆記ができない状態であっても遺言を残すことができるというメリットがあります。■秘密証書遺言とは遺言の内容を知られたくない場合に用いら...
- 相続財産調査とは
そのため相続をするに際して、相続財産調査は必須の手続きであるといえます。相続が開始してから特段の手続きを取らずに3ヶ月が経過すると自動的に単純承認したものとされてしまいますから、相続が開始したら速やかに相続調査を行う必要があります。相続調査の際は、被相続人の預金口座や権利証などを調査し、相続財産を確定させます。
- 相続人調査とは
他の相続人の存在に気がつかずに相続手続きを進めてしまうと、後から他の相続人に遺留分減殺請求権を行使されてしまうというリスクがあります。さらに、遺産分割協議の際に相続人全員が揃わずに分割協議を行ってしまうと、相続トラブルに発展する恐れがあります。相続手続きを進める前に相続人調査をしっかりと行うことをおすすめします。...
- 遺言書の検認とは
遺言書が見つかった場合、法律に定められた方法にしたがい、すみやかに手続きを開始します。公正証書遺言以外の遺言書が見つかった場合、家庭裁判所に提出し、検認を申し出なければなりません。封印がある場合は、勝手に開封してはいけません。相続人の立会いの下で、家庭裁判所で開封することとなります。 検認とは、相続人に対して遺言...
- 不動産登記
そこで、登記手続きをすることで、法務局が管理する公の帳簿(登記簿)に、不動産の所在や面積(物理的現況)に加え、誰が所有権などの権利を持っているのか(権利関係)についてが記載されます。これによって、不動産に関する権利関係が公示され、権利者以外の人も確認することができるようになります。不動産登記は、大きく分けて、「表...
- 会社設立・法人化を司法書士に依頼するメリット
会社設立や、個人事業主が新たに法人を設立する法人化を行うにあたっては、さまざまな専門的な手続きが必要となります。その手続きを行う際には、専門家である司法書士に依頼することをお勧めします。会社設立・法人化を司法書士に依頼するメリットは、以下のようになります。 ■メリット①時間と労力の削減ができる会社設立の際には、い...
- 千代田区の相続は神保町法務司法書士事務所にご相談ください
保有不動産を、どのように、誰に相続するか、そしてその手続きをどのように進めるのかは司法書士が強みを持つ分野です。 不動産の相続、所有権の移転には、法務局に相続登記申請をする必要があります。登記を分かりやすくご説明すると、そのモノがその人のものであることを、国が証明してくれる仕組みのことをいいます。この相続登記の代...
- 会社売却の手順
買い手の候補が見つかると、次に売り手、買い手の双方が互いの会社、事業や売買の意図などへの理解を深めるさまざまな手続きが行われます。双方の代表同士の面談や、財務数値や法律関係の実態を調査するデューデリジェンスが行われます。それらと並行して、税金や法務の負担を考慮した会社売買のスキームを検討します。スキーム次第で売却...
- 所有権移転登記
不動産を購入した場合には、法律上は、売主と買主が法務局に出向いて共同で申請手続きを行うこととなりますが、実務では、不動産の売買という複数の利害関係人(仲介業者、融資を行う金融機関等)が関与する特殊性から、司法書士が登記申請を代理することとなるのが一般的です。例えば、司法書士である私が不動産を購入する場合でも、金融...
- 相続登記の必要書類
相続登記とは、不動産の所有者が亡くなった時に行う名義変更の手続きのことをいいます。相続登記の申請には、さまざまな書類を用意して法務局に提出しなければなりません。法務局で正しい申請かどうかを審査するためにも、その根拠となる書類を提出します。そして、法務局では提出された書類からしか審査をしないので、不足している書類や...
- 法人化するのにベストなタイミングはいつ?
このように、法人化するにあたっては、決めなければならないことや様々な手続きが多くあります。設立形態によっても初期費用が大きく変わることもあり、最大限メリットを引き出すためにも、専門家である司法書士に依頼するのも一つの手段となっています。是非当事務所にご相談ください。 神保町法務司法書士事務所は、東京都千代田区で、...
- 遺言書が無効になるケースとは
安全確実という意味では、費用と手間はかかりますが、遺族が相続手続きをしやすいことを考えると公正証書遺言にしておくのがおすすめです。 公正証書遺言は、本人が公証人役場に行って、証人の立ち会いのもと、公証人に作成してもらうものです。そのため、記載要件の不備によることなどで無効となるケースはほとんどないと考えて問題あり...
- 会社設立にかかる期間
会社を設立したいと思っても、その手続きをどのように行えばよいのか、また、どのくらいの期間があれば会社設立が完了するのか、ご存じない方は多いのではないでしょうか。会社設立といっても、株式会社の設立、合同会社の設立、個人事業主の法人化、といったいくつかの方法があります。ここでは、設立までに必要な手続きとその流れ、設立...
- 再転相続とは
そのような特殊な相続が起こった場合にも、焦ることなく相続手続きを進められるよう、基本的な知識について確認しておくことが必要です。特殊な相続の例として、再転相続が挙げられます。再転相続とは、一度相続が起こったものの、相続人が故人の遺産を引き継ぐか、それとも引き継がずに相続放棄をするのかを決定しないまま亡くなってしま...
- 相続手続きの流れを解説!各種調査や遺産分割、登記の手順とは
相続が開始されると、相続人、遺族の方は多くの手続きに追われることになります。期間に制限が設けられているものもあるなか、ミスなく処理をしていかなければなりません。この記事では相続手続きの全体像を示すとともに、ポイントとなる手続きについて具体的な内容を説明していきます。相続開始後の手続きに不安があるという方はぜひ参考...
- 商業登記簿謄本の取得方法 ~手続や手数料、取得が必要な場面とは~
申請者情報の登録を行う必要があるものの比較的簡単に申請手続きができるため、普段からインターネットを利用している方であればスムーズに進められるでしょう。 手数料は、インターネットバンキング、もしくはペイジーなどで納付します。郵送申請同様、交付までに数日かかることがネックではありますが、急いでないときや頻繁に取得する...
- 公正証書遺言の作成手順|準備しておく書類・証人・費用とは
公証人に作成してもらう「公正証書遺言」は、必要書類や証人を準備のうえ、遺言内容を考え、公証役場で手続きをしないといけません。ここではその具体的な手順と準備すべきもの(費用を含む)について解説します。 公正証書遺言では公証人が作成する「公正証書遺言」とは、公証人が遺言者から遺言内容の口述を受け、それを筆記して作成...
- なぜ公正証書遺言が推奨されるのか|他の遺言書との違いや安全性について解説
人以上を用意して公証人とともに作成手続きを進めなくてはなりません。その際、遺言の対象となる財産の価額に応じて数万円以上の手数料も発生します。 また、自筆証書遺言等だと保管に関する問題があると説明しましたが、この点についても法務局で運用されている保管制度を利用すれば解決することが可能です。3,900円を負担すれば、...
- 遺言書の保管方法|保管場所別の注意点と選び方について解説
・費用がかかること、貸金庫の開錠手続きに手間がかかるのが難点法務局・法務局の遺言書保管制度を利用して保管してもらう方法・紛失や改ざんのリスクがないこと、遺言書の存在について証明ができること、相続開始後の検認が不要であることがメリット・費用がかかることや、自筆証書遺言にしか対応していないのが難点公証役場・公正証書遺...
- 遺言執行とは|遺言執行者の役割・作業内容や選任の方法について
遺言書で寄付するように書かれていれば、その手続きを行う。故人の借金があれば、債権者に対して相続財産から当該債務の弁済を行う。 遺言執行が行われるのは、故人の意思を尊重するためであり、相続人同士のトラブルを防ぐためでもあります。 遺言執行を行う「遺言執行者」遺言執行者とは、遺言書を作成した方が亡くなった後に遺言の...
- 遺留分と遺言書の関係|遺言があっても守られる相続人の権利
しかしながら相続人にその知識が適切な手続きがとれず、また、受遺者側に不満が出てくることなどもあるでしょう。 結果として相続人間や第三者との間で争いが起こる可能性もあります。これらのトラブルを未然に防ぎ、円滑な相続を実現するためには適切な予防と対策が重要です。 予防のためにできることもっとも大事なのは相続開始前に...
- 相続人が押さえておくべき相続登記義務化の要点
「相続登記」とは、被相続人から土地や建物を相続した際に行う、不動産の名義変更手続きのことです。 これまで任意に行われていた相続登記ですが、2024年4月1日からはしないといけないものになっています。相続人は、一定期間内に相続登記の申請手続きに対応しないといけません。 相続登記の義務化には、「所有者不明土地問題」が...